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2010.04.17 Sat. 甲浦
2010年 04月 17日
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「伝統のハマグリ漁」
甲浦ツアー報告です。
甲浦=「かんのうら」と読みます。
高知県のもっとも東にあり、すぐ隣は徳島県。 海をはさんで向かいはわが和歌山県です。
この日の一番の目的は、甲浦の白浜ビーチにて、「伝統のハマグリ漁」を体験する事でした。
旧暦3月(新暦の4月中旬から5月上旬)の、 大潮の干潮時が最も漁に適した時期で、
もちろんこの日は大潮、そして13時半ごろが干潮です。
という事は、行く途中にある鳴門の渦潮も、
大潮なのできっと大きい渦を巻いてるに違いない...と。。。
ちょうど満潮時の午前7時半ごろ、大鳴門橋を通過、
バッチリ大きな渦を見る事ができました〜!!!
そして時間的に余裕があったので、もっと近くで見ようと、
大鳴門橋にある海上遊歩道を渡ろうとしたのですが、
朝早すぎてまだ開いてませんでした。う〜ん残念。。。
ウチノ海
という訳で、「鳴門スカイライン」をドライブ。
この道路、めっちゃ景色が良くて大好きなんです。
写真はウチノ海に浮かぶ釣り用のいかだ群です。
オムライス
漁の前にまずは腹ごしらえ。
デミグラスソースの海に浮かぶ、 ふわふわトロトロ卵のオムライス。
ボリューム満点。味もサイコーでした!!!
白浜ビーチ
さて、ハマグリ漁の開始です!
ウエットスーツを着て、足はもちろん裸足。
白浜ビーチはとても遠浅のなので、
干潮時には汀線が50メートル近く沖へ移動するそうです。
ちなみに日本の市場に出回る90%以上が輸入ハマグリで、
特に日本在来種は絶滅の危機に瀕しております。
でも、ここ甲浦の白浜ビーチと、
隣の生見(いくみ)ビーチでは今もハマグリが元気に生息してるんです!
一心不乱に...
浅い所はすでに採られている可能性が高いので、
ザブザブと海に入っていき、
最終的には胸辺りまで浸かる所で採ってました。
採り方は、ツイストを踊るように腰と両脚をくねくね動かし、
足で8の字を描くようにして砂の中に足を埋めながら探していきます。
通称「ハマグリダンス」です(笑
そして、それらしきモノを感じたら、両足ではさんだり、
足でしっかり押さえておいて、頭から強引に潜って手つかんだり。。。
最初は石とハマグリの区別が分からず、石ばかり採ってましたが、
慣れてくると足の感触で分かるようになりました。
23個
6人で約3時間、合計23個採れました。
寒さやしんどさも忘れるくらいひたすら夢中でやってました。
気づけば足が棒のようで、最後の方は力尽きて、
ダンスを踊っても足が砂に全く入っていかず。。。(笑
でも、こんなに集中できたのは、採り方自体が楽しいのもさる事ながら、
採れた時の喜び=イキモノとしての「狩りの本能」に違いありません!
砂出し
ひたひたの海水に浸けておき、「砂出し」します。
一番大きいのだと15cmくらいはあったなあ。。。
ほんまにみんな、よ〜頑張りましたわ〜!!!
室戸岬灯台
近くの温泉で温まった後、プチ観光に。
せっかくなので室戸岬に行ってきました。
「室戸岬灯台」は日本一の発光能力を持った灯台で、
すんごいレンズを使っているそうです。
灯台マニアなら一番人気ってトコでしょう。。。(笑
夕暮れ
ちょうど、太平洋に沈む夕日を見る事ができました。
渦潮も見たし、ハマグリも採ったし。。。
「さあ、飲むぞ〜っ!」って...違うかー(笑
土佐料理
まずは美味しい土佐料理です。
ちゃんと藁で焼いた「カツオのたたき」は、
にんにくと塩だけで食べるのが土佐流。
なかなか食べられないアカマンボウの刺身は、
脂ののりと食感が良く、驚くほど美味でした。
焼きハマグリ
そしてメインはもちろん「焼ハマグリ」
貝のエキスと潮が混じった汁をこぼさないようにお皿にいれ、
それを飲むと、天にも昇る旨さです!
そしてアツアツの身食べ、続けて日本酒を口にふくませれば、
もう言葉はいりません。。。
ただただ、このハマグリたちが育った海に、感謝です。。。
甲浦ツアー報告です。
甲浦=「かんのうら」と読みます。
高知県のもっとも東にあり、すぐ隣は徳島県。 海をはさんで向かいはわが和歌山県です。
この日の一番の目的は、甲浦の白浜ビーチにて、「伝統のハマグリ漁」を体験する事でした。
旧暦3月(新暦の4月中旬から5月上旬)の、 大潮の干潮時が最も漁に適した時期で、
もちろんこの日は大潮、そして13時半ごろが干潮です。
という事は、行く途中にある鳴門の渦潮も、
大潮なのできっと大きい渦を巻いてるに違いない...と。。。
ちょうど満潮時の午前7時半ごろ、大鳴門橋を通過、
バッチリ大きな渦を見る事ができました〜!!!
そして時間的に余裕があったので、もっと近くで見ようと、
大鳴門橋にある海上遊歩道を渡ろうとしたのですが、
朝早すぎてまだ開いてませんでした。う〜ん残念。。。
という訳で、「鳴門スカイライン」をドライブ。
この道路、めっちゃ景色が良くて大好きなんです。
写真はウチノ海に浮かぶ釣り用のいかだ群です。
漁の前にまずは腹ごしらえ。
デミグラスソースの海に浮かぶ、 ふわふわトロトロ卵のオムライス。
ボリューム満点。味もサイコーでした!!!
さて、ハマグリ漁の開始です!
ウエットスーツを着て、足はもちろん裸足。
白浜ビーチはとても遠浅のなので、
干潮時には汀線が50メートル近く沖へ移動するそうです。
ちなみに日本の市場に出回る90%以上が輸入ハマグリで、
特に日本在来種は絶滅の危機に瀕しております。
でも、ここ甲浦の白浜ビーチと、
隣の生見(いくみ)ビーチでは今もハマグリが元気に生息してるんです!
浅い所はすでに採られている可能性が高いので、
ザブザブと海に入っていき、
最終的には胸辺りまで浸かる所で採ってました。
採り方は、ツイストを踊るように腰と両脚をくねくね動かし、
足で8の字を描くようにして砂の中に足を埋めながら探していきます。
通称「ハマグリダンス」です(笑
そして、それらしきモノを感じたら、両足ではさんだり、
足でしっかり押さえておいて、頭から強引に潜って手つかんだり。。。
最初は石とハマグリの区別が分からず、石ばかり採ってましたが、
慣れてくると足の感触で分かるようになりました。
6人で約3時間、合計23個採れました。
寒さやしんどさも忘れるくらいひたすら夢中でやってました。
気づけば足が棒のようで、最後の方は力尽きて、
ダンスを踊っても足が砂に全く入っていかず。。。(笑
でも、こんなに集中できたのは、採り方自体が楽しいのもさる事ながら、
採れた時の喜び=イキモノとしての「狩りの本能」に違いありません!
ひたひたの海水に浸けておき、「砂出し」します。
一番大きいのだと15cmくらいはあったなあ。。。
ほんまにみんな、よ〜頑張りましたわ〜!!!
近くの温泉で温まった後、プチ観光に。
せっかくなので室戸岬に行ってきました。
「室戸岬灯台」は日本一の発光能力を持った灯台で、
すんごいレンズを使っているそうです。
灯台マニアなら一番人気ってトコでしょう。。。(笑
ちょうど、太平洋に沈む夕日を見る事ができました。
渦潮も見たし、ハマグリも採ったし。。。
「さあ、飲むぞ〜っ!」って...違うかー(笑
まずは美味しい土佐料理です。
ちゃんと藁で焼いた「カツオのたたき」は、
にんにくと塩だけで食べるのが土佐流。
なかなか食べられないアカマンボウの刺身は、
脂ののりと食感が良く、驚くほど美味でした。
そしてメインはもちろん「焼ハマグリ」
貝のエキスと潮が混じった汁をこぼさないようにお皿にいれ、
それを飲むと、天にも昇る旨さです!
そしてアツアツの身食べ、続けて日本酒を口にふくませれば、
もう言葉はいりません。。。
ただただ、このハマグリたちが育った海に、感謝です。。。
by tanabenoumi
| 2010-04-17 20:57
| 甲浦
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